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●
紫
(
むらさき
)
キャベツを
使
(
つか
)
って、
家庭
(
かてい
)
にある
身近
(
みじか
)
なものが
酸性
(
さんせい
)
かアルカリ
性
(
せい
)
かを
調
(
しら
)
べます。
■
用意
(
ようい
)
するもの
紫
(
むらさき
)
キャベツ ・・・ 1/6
個
(
こ
)
食酢
(
しょくす
)
・・・ スプーン(
小
(
しょう
)
) 1
杯
(
はい
)
重曹
(
じゅうそう
)
・・・ スプーン(
小
(
しょう
)
) 1
杯
(
はい
)
蒸留水
(
じょうりゅうすい
)
・・・ スプーン(
小
(
しょう
)
) 1
杯
(
はい
)
蒸留水
(
じょうりゅうすい
)
がない
場合
(
ばあい
)
は
水道水
(
すいどうすい
)
を
使用
(
しよう
)
します。
網目
(
あみめ
)
ざる
ボウル
スプーン(
小
(
しょう
)
)
小皿
(
こざら
)
3
個
(
こ
)
【写真1】(右)紫キャベツの煮汁・【写真2】網目ざるで煮汁をこします(左)
■
実験
(
じっけん
)
の
手順
(
てじゅん
)
紫
(
むらさき
)
キャベツを
煮
(
に
)
て
煮汁
(
にじる
)
を
作
(
)
ります。【
写真
(
しゃしん
)
1】
網目
(
あみめ
)
ざるを
使
(
つか
)
って
煮汁
(
にじる
)
をこします。【
写真
(
しゃしん
)
2】
3つの
小皿
(
こざら
)
に
煮汁
(
にじる
)
を
入
(
い
)
れます。
1つ
目
(
め
)
の
小皿
(
こざら
)
に
食酢
(
しょくす
)
を
加
(
くわ
)
えると
赤色
(
あかいろ
)
になります。【
写真
(
しゃしん
)
3】
2つ
目
(
め
)
の
小皿
(
こざら
)
に
重曹
(
じゅうそう
)
を
加
(
くわ
)
えると
緑色
(
みどりいろ
)
になります。【
写真
(
しゃしん
)
4】
3つ
目
(
め
)
の
小皿
(
こざら
)
に
蒸留水
(
じょうりゅうすい
)
を
加
(
くわ
)
えても
色
(
いろ
)
はかわりません。【
写真
(
しゃしん
)
5】
(
蒸留水
(
じょうりゅすい
)
の
代
(
か
)
わりに
水道水
(
すいどうすい
)
を
使用
(
しよう
)
した
場合
(
ばあい
)
は
少
(
すこ
)
し
色
(
いろ
)
が
変
(
か
)
わることがあります)
【写真3】(左)食酢を加えると・【写真4】重曹を加えると(中)・【写真5】蒸留水を加えると(右)
■
実験結果
(
じっけんけっか
)
●
紫
(
むらさき
)
キャベツの
煮汁
(
にじる
)
の
変化
(
へんか
)
した
色
(
いろ
)
によって、
酸性
(
さんせい
)
、アルカリ
性
(
せい
)
、
中性
(
ちゅうせい
)
を
調
(
しら
)
べることができます。
酸性
(
さんせい
)
の
場合
(
ばあい
)
は
赤色
(
あかいろ
)
になり、アルカリ
性
(
せい
)
の
場合
(
)
は
緑色
(
みどりいろ
)
になりますが、
中性
(
ちゅうせい
)
の
場合
(
ばあい
)
は
色
(
いろ
)
は
変化
(
へんか
)
しません。つまり、
食酢
(
しょくす
)
は
酸性
(
さんせい
)
、
重曹
(
じゅうそう
)
はアルカリ
性
(
せい
)
、
蒸留水
(
じょうりゅうすい
)
は
中性
(
ちゅうせい
)
であることがわかります。
●
食酢
(
しょくす
)
や
重曹以外
(
じゅうそういがい
)
にも
身近
(
みじか
)
なものでいろいろ
試
(
ため
)
してみてください。(レモン
汁
(
)
、ビール、
醤油
(
しょうゆ
)
、
牛乳
(
ぎゅうにゅう
)
、
石
(
せっ
)
けん
水
(
すい
)
、
海水
(
かいすい
)
など)
●
紫
(
むらさき
)
キャベツに
含
(
ふく
)
まれている
色素
(
しきそ
)
はアントシアニンと
呼
(
よ
)
ばれる
色素
(
しきそ
)
で、これは
糖
(
とう
)
から
作
(
つく
)
られる
色素
(
しきそ
)
で、
酸性
(
さんせい
)
やアルカリ
性
(
せい
)
(
水素
(
すいそ
)
イオン
濃度
(
のうど
)
)などによっていろいろな
色
(
いろ
)
に
変化
(
へんか
)
するのです。
■
企業局
(
きぎょうきょく
)
の
仕事
(
しごと
)
では
●
酸性
(
)
やアルカリ
性
(
)
も
強
(
)
い
弱
(
)
いがあります。
私
(
)
たち
企業局
(
きぎょうきょく
)
の
工業用水
(
こうぎょうようすい
)
を
作
(
つく
)
っている
仕事
(
しごと
)
をしている
人
(
ひと
)
の
間
(
あいだ
)
では、この
酸性
(
さんせい
)
やアルカリ
性
(
せい
)
の
強
(
つよ
)
さのことを、
専門的
(
せんもんてき
)
な
言葉
(
ことば
)
で『
水素
(
)
イオン
濃度
(
のうど
)
』または『pH(ピーエッチ)』と
呼
(
よ
)
んでいます。
企業局
(
きぎょうきょく
)
では、
工場
(
こうじょう
)
にいつも
同
(
おな
)
じ
水質
(
すいしつ
)
の
工業用水
(
こうぎょうようすい
)
を
作
(
つく
)
って
送
(
おく
)
るために、
酸性
(
さんせい
)
やアルカリ
性
(
せい
)
などのようすをいつも
監視
(
かんし
)
しているのです。